勉強と部活の両立

勉強と部活、どっちを取る?

中学生や高校生のなかには、受験に備えて、勉強と部活の両立に悩んでいる人が多くいます。

サッカー部や野球部、バスケットボール部、バレーボール部、テニス部、バトミントン部、剣道部、柔道部、空手部、吹奏楽部などなど、数多くの部活動があります。その活動が好きな場合、受験期間に入ったからといって辞めるのは、とても辛いことだと思います。

部活を続けたい・・・でも受験勉強にも時間を割かなければならない・・・その葛藤に苦しむわけです。

この場合の選択肢は、いろいろあるでしょうが、主なものは以下になります。

  1. 部活をきっぱり辞め、入試勉強だけに集中する
  2. 部活を辞めずに短時間で切り上げ、そのぶん受験勉強に時間を取る
  3. スポーツは趣味として一人でつづけ、受験をメインにする
  4. 部活を今まで通りつづけ、短い時間で受験勉強を頑張る(→理想)

部活をやめて受験勉強だけに集中するというのが、もっとも容易で、一般的な選択肢かもしれません。
第一志望校に絶対合格するには、一つの事に集中して取り組む必要があるからです。
ことわざにも「虻蜂(あぶはち)取らず」、「二兎を追うものは一兎をも得ず」とあります。


早めに切り上げたり、趣味として継続する

あるいは勉強と部活に関しては、今の部活動をやめずに、先生や部長に事情を話し、早めに切り上げさせてもらうという方法もあります。この場合は、今まで以上に部活に情熱を注いで、内容の濃い時間を過ごすようにすれば、けっして不可能なことではないでしょう。

あるいは部活を辞めたとしても、自宅で筋トレやストレッチをして、筋力や柔軟性、スタミナを維持する努力をしたり、楽器を演奏したりして、自分一人で「趣味」として継続するという選択肢もあります。

中3や高3の間だけ我慢して、志望高校や志望大学に合格したあとに、希望の部活やサークルに入ればよいのです。それまでは「趣味として継続し、夢をつなぐ」という考え方です。毎日の心がけ次第で、腕前やテクニックは、ある程度は維持できるものです。「感覚」は研ぎ澄ませておけるものです。

趣味として継続すれば、受験勉強の合間に息抜きや気分転換として行えますし、その後の勉強の集中力アップや記憶力アップにつながっていきます。

勉強も部活も、両方とも頑張る方法

勉強も部活も、どちらも全力でやりきるという選択肢もあります。
これが「もっとも理想」ではないでしょうか?

しかし、ふつうの人は部活をやっていると、体力も奪われるし、家に帰ってから受験勉強の時間がとれないと考えてしまいます。しかし、「物は考え様」です。短時間の勉強でも済んでしまうような、「内容の濃い学習方法」「質の高い勉強法」を採用すればいよいのです。

そのためには、あなたの脳力を飛躍的に高めることがポイントです。
たとえば速読術速聴がありますね。活字を速く読めれば、それだけスピーディーに学習を進めていくことができます。ほかの人よりも5倍速く読めれば、5倍の速度で勉強が進んでいくわけです。

このような高い脳力を身につけることができれば、たとえ部活で時間を奪われても、少ない時間で思う存分、勉強ができますよね?

でも部活で疲れると体力が奪われるため、家に帰ってから「くたくた」になってしまい、勉強するモチベーションが出ないと心配する人もいます。その場合は、声に出す音読から入ると効果的です。机に座ったら、まずは教科書を音読してみます。すると脳の回転がアップしてきますし、眠気も覚めますので、それから速読学習に入ればよいのです。

そのほか眠気を覚ましたいのなら、立ったまま学習するというテクニックも有効です。つねに脳に、足の筋肉から刺激が行くので、眠くならないのです。ただし立ったままでは疲れるので、眠くなったら立ち上がって学習するといいと思います。

時間が少ないからこそ、集中できる

勉強と部活を両立することは、決して不可能ではないと前段で述べました。
ただし、そのためには速読法や速聴などで、あなたの脳力を高め、頭の回転を速くする必要があります。

そのほか部活に時間を取られ、受験勉強の時間が少なくなることには、それ自体にメリットがあります。人は時間制限があったほうが、集中力や記憶力は増すのです。これをタイムプレッシャーと言います。また締め切り効果ともいいます。

中間・期末テストの直前になると、いつもよりも頭の回転が速くなり、勉強がはかどったという経験はありませんか?これは時間が限られ、適度な緊張感を感じることによって、大脳辺縁系にある扁桃体が興奮し、海馬や前頭葉を刺激(賦活)するからです。

部活で時間を取られれば、受験勉強の時間が少なくなります。本来は5時間くらい学習できるところを、2時間とか3時間になるかもしれません。しかし、だからこそ、その短い時間に集中して勉強しようとして、質の高い学習ができるのです。

また先ほど述べたように、脳の回転を速め、速読術を身につければ、よりいっそう勉強が進むのではないでしょうか?「締め切り効果」と「脳の回転アップ」・・・この2つの相乗効果により、今まで通り部活に頑張りつつ、受験勉強のほうも思う存分に打ち込めるのです。

これこそが、あとから振り返って、もっとも後悔のない「最高の青春時代」ではないでしょうか。